暑さが続く夏。せめて持ちものくらいは軽くして、身軽に出かけたいものです。ここでは、3人のお子さんをもち、古民家で少ないもので豊かに暮らす整理収納アドバイザーのひでさん(45歳)のコンパクトなバッグとその中身を公開! 荷物を減らすためのヒントを4つ教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)1:バッグはいつも同じ。小さなショルダーバッグ1つで身軽に
以前は、A4サイズが入る大きなバッグに、たくさんの荷物をつめ込んでいたというひでさん。
「大きくて重いバッグを持ち歩いていたので、当時は慢性的な肩こり状態。子育てが落ち着いてから、バッグの中身を見直して、バッグのサイズや重さも徐々にダウンサイズしていきました。今では、どこへ行くにも、このミニショルダー1つが定番になりました」(ひでさん、以下すべて)
革製の黒いショルダーバッグは、コンパクトながら大容量で、どんな服装にも合うデザインがお気に入りなのだそう。
「いつも使うバッグを固定することで、出かける度にバッグの中身を移し替える面倒や、忘れ物をして慌てることも減りました。冷房対策のカーディガンや日傘など、かさばるものを持ち歩く際には、別に布製のサブバッグを使うこともあります」
2:バッグの中身は使うものだけ。「もしもの備え」はなくても平気
ひでさんのバッグの中身は6つだけ。
1、三つ折り財布:コンパクトながら、お札を折らずに収納できる優れもの
2、エコバッグ2つ:5人家族なので、2つが必須
3、タオルハンカチ:見た目に気分の上がるものをチョイス
4、ティッシュ・ウェットティッシュ:子どもと外出した際などに使います
5、小さなメイクポーチ:中身は、詰め替えたワセリン・口紅・詰め替えたミニ香水
6、水筒:300mLのコンパクトタイプ。少しのお出かけならこの容量でも十分
「以前は、ばんそうこうやソーイングセット、単行本など、『もしものとき』に備えていろいろ持ち歩いていたものの、実際には使わないことがほとんどでした。そこで、使用頻度の低いアイテムは思いきって取り除き、必需品だけを厳選して持ち歩いています。持ちものを絞っても、さほど不便は感じません」