夏はメイク崩れとの闘いの季節。朝にメイクをしても、昼にはファンデはドロドロ、アイメイクはパンダ目&まろ眉…なんてことも。
人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに、崩れないポイントメイクのテクニックについて教えていただきました。
速乾リキッドで、パンダ目&まろ眉卒業!
すべての画像を見る(全9枚)夏の湿気と汗が「パンダ目」&「まろ眉」の最大の原因。夏こそ水を感じさせるリキッドやジェルを味方につけるのが、長井流・落ちないアイメイクのコツです。
リキッドとジェルのメリットは、パウダーに比べるとムラづきにならず、肌にスルッとのって密着度が抜群なこと。
ただし、汗をかくと、落ちてしまう危険性があるので、パンダ目の危険ゾーンには「防波堤」となるパウダーを仕込みましょう。こうすると、にじみを防ぐことができますよ。
また、アイブロウもリキッドを先に仕込んでおくと「まろ眉」を防止に。
1:パンダ目ゾーンに防波堤パウダーを仕込む
下まぶたの中央から目尻寄り(マスカラやアイラインが落ちたとき、パンダ目になる部分)に、皮脂を抑えるルースパウダーをブラシでのせて「防波堤」をつくり、にじみを防ぎます。
2:ビューラーを押し当て、まつげをしっかりカール
ビューラーでまつげをはさみ、ビューラーのカーブに、まぶたのカーブを合わせて押し当てます。手首を返しながら、まつげをしっかり上げて。
3:マスカラ下地でカールキープ
まつげの下からとかし上げるようにして、マスカラ下地をつけます。下地をつけると上向きカールを長時間キープできるので、パンダ目防止に。
4:点打ちアイラインでヨレない!
マスカラ下地を乾かす間にアイラインを入れましょう。指でまぶたを引き上げ、目の際をジェルタイプのアイライナーで、まつげの下から隙間を埋めるようにして点打ちします。
5:マスカラをササッと塗る
マスカラ下地のおかげでカールはキープできるので、マスカラは、なでるくらいササッとでOK。下まつげは、ブラシを縦に持って、軽くのせて。
6:リキッドアイブロウで隙間を埋める
まゆげは、ブラシで毛流れを整えたら、リキッドアイブロウで眉尻や隙間など、たりない部分を埋めます。力を入れず、1本1本植毛する気持ちで塗るのがキレイのコツ。
あとはパウダーやペンシルでいつもどおり眉を描けばOK。
【メイクの最後に専用スプレーで化粧もちさらにアップ!】
夏の味方になるのが、メイクを密着させるスプレー。メイクの最後にひと吹きするだけで表面をコートし、メイクの崩れをブロックします。乾燥も防ぎ、つけたてのキレイをキープできますよ!