気づけばリビングがものでいっぱいになって、なんだか落ち着かない…「もう少し広かったらいいのに」と思うけれど、間取りを変えるのは現実的じゃない…。そんなときこそ、「広く見せる工夫」が心強い味方になります。ここでは8畳のリビングを広く見せる工夫について、ミニマリストカヨさんが実践する方法を紹介します。

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ミニマリストのカヨさんが、リビングを広く見せる工夫を紹介!
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1:家具の「高さ」を意識する

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「部屋がなんだか狭く感じる…」

そんなときは、家具の「高さ」を見直してみるのがおすすめです。特にわが家のような8畳のコンパクトなリビングでは、低めの家具を選ぶだけで、ぐっと空間が広く、心地よく感じられるようになりました。

高い家具は視線が途中で遮られてしまい、空間が分断されたように感じますが、低い家具なら視界が開け、部屋の奥まで見渡せるため、奥行きと広がりを感じやすくなるんです。

また家具の高さが低いと、天井との空白が広がります。これによって縦方向に余白が生まれ、天井が高く見える=開放感アップにつながります。

特に限られたスペースでは「縦の空間」をどう見せるかが大事。家具が大きくて高いと、どうしても存在感が強くなって圧迫感も出てしまいますが、低めの家具を選ぶことで空間に抜けや余白が生まれ、心地よく広く感じる空間になります。

2:テレビ=テレビ台という固定概念を捨ててみる

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テレビまわりは、意外と場所を取る盲点のひとつ。特にコンパクトなリビングでは、テレビ台を置くことで圧迫感が出てしまうことも。

そこでおすすめしたいのが「テレビスタンド」の活用です。シンプルに見せるだけでなく、空間に余白を生み出す効果も抜群です。

テレビ台は床にどっしりと存在感を持つ家具なので、床を多く隠してしまい、圧迫感や埋まっている感が出やすいです。一方テレビスタンドは、脚部分が細くて床が抜けて見えるデザインが多く、視覚的に空間に余白がある印象を与えます。

くわえて壁との一体感が出てスッキリと設置できるため、視覚的にフラットでシンプルな印象に。ゴチャつきがちなテレビ周りがスッキリまとまり、結果として部屋全体が整って広く感じられます。