3:リビングの色味は3色に絞る
すべての画像を見る(全5枚)部屋の広さは、色の使い方でも大きく印象が変わります。色数を絞ることが空間をすっきり見せる大きなポイントになるのです。
色数が多いと視線が散らかって空間がごちゃついて見えますが、3色でまとめると視線が散らからず、部屋に一体感が生まれます。
わが家は白・ベージュ・木目の3色にまとめたことで、視覚に落ち着きが生まれ、部屋全体がぐっと広く見えるようになりました。
また白やベージュは光を反射する性質を持ち、空間を明るく&膨張して見せる効果があり、壁との境目が曖昧になり、視界に「抜け」を感じやすくなるのでおすすめです。
家具やラグ、カーテンなど、リビングの色ってついついバラバラになりがちですが色を選びすぎないことが、空間を広く見せる鍵になります。
4:リビングに置くのは「毎日使うものだけ」と決める
気づけばリビングが収納スペースのようになっていませんか? 雑誌、文房具、書類…。本当によく使うものは、じつはそんなに多くないのかもしれません。
わが家は「リビングには毎日使うものだけを置く」というルールをつくったことで、ものが自然と減り、空間に余白が生まれました。
リビングは家族が集まる場所なのでついつい「とりあえず収納」をしてしまいがち。たとえ収納していたとしても、ものが多ければ多いほど棚や収納家具の数が増え、視界を占領する要素が増えごちゃついた印象になってしまいます。毎日使うものだけに絞ることで、ものの総量が減り、空間がすっきりと広く見えます。
また、リビング=くつろぐ場所、という本来の役割に沿った使い方を意識することも大事。空間に意味とゆとりが生まれ、「収納のための部屋」にならないことで、「広くて気持ちのいいリビング」に近づくことができますよ。