階段照明のセンサーの配置に失敗して、真っ暗な階段に
すべての画像を見る(全5枚)階段の安全対策で大事なポイントのひとつが足元を明るくする照明です。わが家ではセンサー式のスポットライトを採用したのですが…。住み始めてみて、2階付近を歩くときにしかセンサーが反応しないということが判明しました。
センサーを設置したのは、階段を上がりきったところの正面の壁です。階段の1階側にいるときは、袖壁がじゃまになり、センサーが反応しません。ということで、2階へ上がるときはわざわざ照明のスイッチを押さなければならず、ちょっと面倒。
この位置に取りつけてセンサーが反応するかどうか、考えればわかることだっただけにとても後悔しています。
もっとも当時は、「それでも数段上がれば、センサーで照明が点灯する」という認識でした。まさか階段の曲がり角まで進んでも照明がつかないとは思いませんでした。設計担当者からセンサーの配置について説明はされていたのかもしれませんが、夫婦ともに思い込みで確認漏れをしてしまっていました。
また、照明が不十分なときに備えて、階段の踊り場に壁つけのライトを取り付けられるよう、コンセントの設置を考えていたのですが…。「スポットライトだけでも十分な明るさを確保できる」と設計担当者に言われて、不採用にしていました。これもまた思い返すたびに悔しい。
確かにスポットライトが点灯すれば十分に明るかったです。しかしセンサーが反応しないため、階段を上がるときにはまったく意味がありません。結果、サブの照明を設置できずに暗い状態になっています。
現状の対策としては、コンセントを使わない電池式の照明を床置きするか、壁(や手すりなど)に直接貼りつけするテープライトのようなものを目立たない部分に設置する方法を検討しているところです。
あってよかった室内窓!階段に光を導いてくれる
これまで述べたように不十分な踊り場や反応しないセンサーライトなどの失敗により、わが家では階段の危険性が無視できない状態になってしまいました。
唯一の救いは階段の踊り場に、リビングから採光のとれる室内窓を設置したことです。この窓のおかげで1階の照明を消して2階に上がるときも、踊り場や変形の踏み段を中心に足元が明るくなっています。
とはいえ、年齢を重ねると視力も低下するもの。家族のだれかが大ケガをする前に、まずは照明をなんとかして、足元を明るくすることで、階段の安全性を改善していこうと思っています。