単身高齢者の退院後の暮らし。いざというときの友人の助けに感謝
すべての画像を見る(全3枚)さて高齢者のひとり暮らしにとって、退院後の主要な課題はと言えば、第一に病後のケアです。私の場合、まだ片足を地に着けない状態で退院することとなり、今までよりも不自由な状態で私生活を送らなければいけません。
完治してから帰宅するのが一般的かもしれませんが、リハビリ専門の病院に移ることが経済的な事情で困難だったので、私は日常生活のなかで自力でのリハビリを選んで退院しました。
●最初に困ったのが、退院初日の食事
最初に困ったのは退院日の食事です。入院前から定期的な食材の宅配は頼んでいましたが、帰宅当日の配達は病院から頼むこともできず、困りました。それでも、節約家の私に店屋物などをデリバリーする選択肢は、頭からありませんでした。
幸いにも前日、私の求めに応じてくれた友人が病院に駆けつけてくれ、一緒にタクシーに乗り、途中、車椅子でスーパーに寄ることができました。やはり、身寄りのないひとり暮らしにとって、もつべきは友人だと思いました。
●退院後の事後処理も、ひとり暮らし高齢者には大変
次に退院後に必要なのが、医療に関する事後処理です。私の場合、介護保険を申請する手続きや、地域支援センターの担当者との話し合い、そして高額医療費の保険適応申請などです。ひとりでこれらをひとつずつ対処していくこともなかなか大変な作業です。
突然、予想もしなかった大きな金額が発生することになってしまいましたが、こういった不測の事態は起きてしまうもの。今後も回復を図っていきながら、より一層備えにはシビアになって生きたいと思います。
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