病院や薬はありがたい存在ですが、それだけに頼らず、自身で体をいたわることも大切ですよね。ここでは19歳で潰瘍性大腸炎にかかったという現役YouTuber・ライフさん(60代)に、今も実践している健康習慣やセルフケアについて伺いました。
病院嫌いだからこそ、日々セルフケアを怠らない
私は病院嫌いの薬嫌い。年に1~2回、花粉症の症状があまりにもひどいときには薬を飲みますが、この数十年というもの、ほぼ病院や薬に頼らず暮らしています。
●19歳の頃にかかった難病がきっかけに
病院や薬に頼らなくなったのには、19歳のときに患った潰瘍(かいよう)性大腸炎が大きく影響しています。当時まだ知られていなかった病のため、病名が判明するまでに1年間ほどかかったうえ、やっと病名が判明して入院しても、治療する術がないからと、ただ安静にしているだけ。見かねた父が、自宅で育てていたアロエベラをこっそり病院に持ち込み食べさせてくれなければ、症状は改善しなかったかもしれません(※)。
今でこそ、アロエベラは潰瘍性大腸炎の症状に効果が期待できるという研究結果が出ていますが、当時はなんのエビデンスもなかった時代。父は娘を思う一念で、持ってきてくれたんでしょうね。父には今でも感謝しています。
※厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/overseas/c04/02.html