お皿は重ね置きしやすいので、気づかぬうちに収納スペースを圧迫していた…なんてことも。大切な食器を厳選すると、空間や気分がすっきりと整い、料理もさらに楽しくなりますよ。ここでは「食器の捨て方と選び方」について、整理収納のプロ・Tsunさんに教えてもらいました。

料理が並ぶ台に食器を出す様子
暮らしが満たされる食器の捨て方・選び方
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お気に入りだけになると家事も食事もさらに楽しく!

3年前に、思いきって食器を厳選したというTsunさん。もともと食器が好きで、かなりの量をもっていたと言います。

「器が積み重なって出し入れしにくいストレスや、しばらく使っていない器が目に入るたびに心のすみにモヤモヤがたまって、捨てることを決意しました」

Tsunさん流「食器棚の見直し方」4ステップ

食器の厳選に成功したTsunさんに、見直し方のコツをお聞きしました。

●1:全部出す

引き出しから食器を出す様子

食器捨ての基本は、まず全部出すことから。

「今もっている全体を把握します。ここではまだ、いる・いらないの判断をしなくてOK」

引き出しの中を拭く様子

定期的に見直して棚の中をふき掃除しておくと、清潔さもキープできます。

●2:残したいものだけ棚に戻す

出した食器を棚に戻すときに、取捨選択を。

「出し入れがしやすいようなるべく重ねないことを意識すると、自然と数も絞れます」

●3:戻さなかった理由を考える

「使っていないものには理由があるはず。それを整理すると、今後買い物の失敗を減らせます」

捨てることで自分の軸ができます。

●4:不燃ゴミで捨てる

袋に“ワレモノキケン”と注意書きをする様子

新聞紙や包装紙で包み、ビニール袋にまとめて不燃ゴミの日に出せば完了。

「袋に“ワレモノキケン”など注意書きを忘れずに」

 ※上記は一般的な捨て方ですが、素材によって分別方法が異なる場合があります。お住まいの地域の分別ルールをご確認ください。