4:柔軟剤より乾燥機用のシートを使う

洗剤
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乾燥機を使うのが当たり前のカナダ。柔軟剤も売ってはいますが、液体の柔軟剤の代わりに乾燥機用のドライヤーシートを使う人が多いです。

シートを使う目的は静電気防止と香りづけ。においつきの不織布のようなもので、衣類と一緒に乾燥機に入れて回します。とにかく香りが強い商品が多いです。

私はもともと柔軟剤を使わず、合成香料も避けているので、ドライヤーシートは使用していません。しかし、私の周りではほとんどの人が使っています。

5:洗濯機の設定はシンプル

私が使っている洗濯機は最新の型なので細かい設定ができますが、従来型の洗濯機は設定がとてもシンプルです。

以前の家で使っていた洗濯機は水の温度を3種類(Cold、Warm、Hot)から1つ選び、洗濯時間をダイヤルで調整するタイプ。すすぎも1回が基本ですが、すすぎ時間を延ばすことはできました。

すすぎ1回が前提なので、カナダの洗剤は、日本のものと比べて泡立ちが少なく、落ちやすいようにつくられています。私が使っている洗剤は、天然由来の成分を使用し、環境に優しく洗浄力も高いエコな液体洗剤です。

今、使っている洗濯機にはいろいろなモードがついていますが、私はとくにこだわりがないので、normal(ノーマル)モードで洗濯しています。というのも、服はほとんど綿素材で、デリケートなものはもっていないからです。

合理的なカナダと、きめ細やかな日本

まとめるとカナダの洗濯には以下の特徴があります。

・まとめ洗いが基本なので、洗濯回数が少ない
・乾燥機を使うので衣類が傷みやすいが、天候や時間に関係なく、いつでも洗濯・乾燥ができる
・設定がシンプルなので、デリケートな衣類の扱いが難しいかもしれない

カナダの洗濯習慣は、日本と比べると合理的ですが、その分、服の寿命は短くなる可能性があります。逆に日本では設定が細かいため、特別な衣類専用の洗剤など、余計なものが増えることがあるかもしれません。

どちらがいい悪いとは言えませんが、カナダの合理的な洗濯習慣と日本のきめ細やかな洗濯方法、それぞれによさがあると思います。