お掃除グッズの定番「メラミンスポンジ」。意外と使用できない場所も多く、いまいち活用できていない方も多いのでは? そこで本記事では、メラミンスポンジの正しい使い方と、掃除のプロが実践する活用法4つをご紹介。クリンネスト1級のせのお愛さんが解説します。
すべての画像を見る(全7枚)「メラミンスポンジ」は使用場所に注意が必要
水で濡らしてこするだけで汚れが落ちる、メラミンスポンジ。「スポンジ」というネーミングからは想像しづらいのですが、じつはとても硬度が高い材質でできています。
その硬い材質で汚れを削り取って落としているため、掃除の際には注意が必要です。
●メラミンスポンジが使えないもの
メラミンスポンジは研磨力が高いため、使う場所によっては素材を傷つけてしまいます。以下のものには使わないようにしましょう。
・傷つきやすい材質のもの
浴槽や洗面ボウルなどのデリケートな素材は、表面が傷ついてしまうため使用できません。
・コーティングされたもの
くもり止め加工された鏡、ワックスがけされたフローリング、便器の内側などは、加工がはがれる恐れがあるため使用できません。
・プラスチック素材のもの
トイレの便座やフタといったプラスチックに使うのもNG。表面が傷ついて、余計に汚れが付着しやすくなってしまいます。
・塗装されたもの
玄関ドアなど塗装された場所に使用すると、塗装がはがれたり、細かな傷がついてしまうため、使用NGです。
メラミンスポンジの正しい使い方1:茶渋落とし
湯のみや水筒についた茶渋は、濡らしたメラミンスポンジでこするだけで簡単に落とせます。カップの丸い形にフィットする「シートタイプ」なら、より使いやすいです。
コーヒー渋も、同じ方法でピカピカになりますよ。
メラミンスポンジの正しい使い方2:玄関タイルの掃除
玄関タイルのガンコな黒ずみにも、メラミンスポンジが有効です。ホウキで土やホコリを取り除いたら、濡らしたメラミンスポンジでタイルをこすります。浮いた汚れは雑巾で拭き取りましょう。
手のひらサイズのものを使うと、広範囲を一気に掃除できますよ。