子どもがいると、学校や園でのプリントやテスト、図工の作品などを持って帰ってきて、家にどんどんたまりがちに。「どれも大切な思い出だけど、全部取っておくとキリがない…」と話すのは、整理収納アドバイザーで、7歳と2歳の2人の息子を持つあさこさん。ミニマリストのあさこさんが実践する、子どもの作品やプリント、思い出の品をシンプルに管理する方法を紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)思い出として残すもの・残さないものの基準
まず、「どんな基準で取っておくか?」を決めることが大切です。私が思い出の品を整理するとき、下記の2つは残すと決めています。
・子どもの「成長」が分かるもの
・家族にとって特別な思い出があるもの
成長が感じられる「子どもの手形」は残すようにしています。実際のサイズ感は写真では残しにくいと思ったからです。また、産院でもらった産声アルバム、へその緒などは特別な思い出のものにあたります。
逆に、「感動のピークを過ぎたもの」は潔く手放します。
・テストや宿題(よほど特別なものでない限り)
・先生が用意したワークシート
・似たような作品(日常のお絵描きや折り紙など)
こういったものは、「見た瞬間」が感動のピークだと思っています。それ以降は「管理をどうしよう?」という面倒が残るので、手放すようにしています。
子どもの作品や思い出の品の管理法
子どもの作品は、増えすぎないように次の3つの方法で管理しています。
●1:立体的なものはしばらく玄関に飾る
期間限定で飾ることで、作品を大切にしつつ、管理しやすくなりました。
一定期間飾ったら「新しい作品と交換するね!」と言って、古いものは処分します。なかでも特別ときめいたものや子どもが気に入っていたものは、子どもと一緒に写真をとって手放します。
●2:平面的なものは一部残す
イラストや手形などは、残したい部分だけを小さく切り取って、子ども用のファイルに入れています。
大きな画用紙に書いたものでも、その中でもとくにお気に入りの所があると思います。その部分だけを残すことで、思い出をコンパクトにとっておくことができます。
●3:そのほかの思い出の品(へその緒や写真など)はボックスに
写真は「ノハナ」というアプリで薄いフォトアルバムを注文しています。長男の0歳のときは毎月作成していて、かなりたまりました(笑)。
増えすぎることを懸念して、現在は1年に1回フォトアルバムにしています。1冊2mmくらいの薄いフォトアルバムなので、20年分たまったとしても、それほどかさばりません。
へその緒や産声アルバムなどは、メモリアルボックスにまとめています。