網戸のお手入れ
外気に触れっぱなしの網戸には砂ボコリや花粉がたくさん吸着しています。窓をあければ、その網戸についた砂ボコリや花粉が、家の中に入りこんでくるのも当然ですね。ただ、排気ガスがひどい地域でなければ水洗いだけでもかなりきれいに落とせるんです。
すべての画像を見る(全11枚)まず、洗車用ブラシやハンディーワイパーで乾いた状態のまま砂ボコリを落とします。細かいホコリが舞っていたので落とせているのがわかります。次に水で濡らしたスポンジではさんで掃除します。
このとき炊事用手袋にスポンジがついたアイテム「ダイソー ウォッシュグローブ(スポンジ付)」がスポンジが落ちないので便利です。
スポンジに水をしみ込ませたら、ゆっくりはさんで掃除を進めていくだけ。最後にスポンジの水を絞ってから網戸の水気をとるようにスポンジで再びおさえます。
洗濯のコツ
室内に入ってきたホコリや花粉などはファブリック類に吸着。掃除機だけでお手入れするのも限界があるので定期的にバスマット、玄関マット、布団カバーなど洗濯するときれいになります。このとき、仕上げに柔軟剤も利用すると静電気が起きにくくなり花粉が付着しにくくなりますよ。
もし余力があれば窓まわりの洗濯も行いましょう。窓をあけたときに、砂ボコリが室内に入り込むのをレースカーテンが遮断してくれます。とくに窓にいちばん窓に近いレースカーテンが砂ボコリを吸着している可能性があるので、洗濯しましょう。
丸洗いすれば簡単に落とせます。こちらも同様に仕上げに柔軟剤を使うと花粉がつきにくくなります。普段換気するときに開けている窓のカーテンを重点的に洗濯すれば、家全体に広がるのを防げます。
カーテンを定期的に洗濯すると結露によるカビの繁殖を予防したり、ダニの繁殖を防ぐこともできるのでおすすめです。
今回は春の掃除のポイントを紹介してきましたが、洗濯物は室内干しにしたり、空気清浄機を利用する、部屋の換気は朝・晩の風の少ない時間帯に行うなどの工夫も必要です。
帰宅時も上着についた花粉を落としてから玄関に入るなど家に取り込まないようにするのがコツ。すべてを一度に実践するのは難しいので、マネできそうなコツを少しずつ取り入れて、家の中の花粉や砂埃を減らし快適な空間にしてきたいですね。