髪や顔はケア用品を使い分けているのに、デリケート部位は石鹸やボディーソープで洗っているという人はまだ多いかもしれません。また、ケア用品を使いたいけど、どんなものを選べばよいかわからないという人もいるのでは? そんな人にぴったりなのがロート製薬のデリケート部位用スキンケアソープ「LABiOME(ラビオーム)」です。ロート製薬プロダクト&ブランドマーケティング部の多田 律さんに、開発の経緯と商品に込めた想いを伺いました。
髪や顔と同じようにデリケート部位のケアも習慣に
ロート製薬(本社:大阪府大阪市、社長:杉本雅史)の「LABiOME(ラビオーム)」は、デリケート部位用のソープです。
「デリケート部位はトラブルを感じやすい場所です。生理中はもちろん、それ以外の時期も気温や湿度の変化や下着との擦れなどちょっとしたことから、乾燥やかゆみを感じることも。また、生理前や更年期には仕事や家事、子育てなどからくるストレスや睡眠不足などの影響でホルモンのゆらぎにつながり、不快感が増すことがあります」と多田さん。
「LABiOME(ラビオーム)」は、そうした刺激に反応しやすいデリケート部位を優しく清潔に洗い上げるために考えられました。
デリケート部位の皮膚と同じ弱酸性で防腐剤フリーなので、刺激が少ない※1のが特徴。乳酸菌※2(うるおい成分)配合のとろみのあるジェルでうるおいを守りながらニオイや不快感のもとになる汚れをすっきり洗い流します。
当事者だからこそわかる感覚を製品開発に
製品を企画する過程で重要視したのが、なるべく女性の身体本来の自然な状態を損なわないこと。デリケート部位(外陰部周辺)と同じ「弱酸性」でつくられていることに加え、肌本来が持っている常在菌やうるおいは守りながら洗うという発想から、LABiOMEでは「乳酸菌(うるおい成分)」に着目。
乳酸菌は糖を分解してヒトの肌に備わっている天然保湿因子である乳酸をつくり出し、乾燥から肌を守ってくれると言われています。デリケート部位は特に乾燥しやすい部位だからこそ、うるおいには十分こだわっているそう。
「ロート製薬ではそれまでのフェムケア製品開発を通して、女性の身体の機能に関する知見が豊富にありました。一方『肌ラボ』シリーズなどで培ったロートオリジナルの保湿成分『乳酸発酵ヒアルロン酸※3』などの技術もあります。この乳酸発酵ヒアルロン酸に乳酸菌※2、ラビオエイド※4を配合して『乳酸菌バリアケア※5』という『必要なうるおいを守って洗い、デリケート部位の肌環境を整える』コンセプトを実現することができたのです」(多田さん)
さらに、ジェル剤なのも特徴のひとつ。「LABiOME(ラビオーム)」は泡立て不要で、厚みのあるジェルで直接洗うことで摩擦が抑えられるうえ、ほかの剤型に比べると界面活性剤の使用量を比較的少なく抑えられるため、低刺激。また、ジェル剤の場合、保湿力のある成分をふんだんに配合できるので、保湿しながら洗浄することが可能になります。
私のためのケア。「LABiOME(ラビオーム)」の名前に込めた思い
デリケート部位という言葉が大きく書いてある商品はドラッグストアで手にとりにくいし、商品を自分の家の洗面所やバスルームに置くならと考えると、どんなインテリアでも浮かないようデザインや色合いが優しいものがよいと多田さんは考えたそう。
「海外ではこうしたデリケート部位用ケア商品を使うのが当たり前というケースも多く、親が使用していたり普段から家にあったりする環境を通して、お子さんも自然と使い始めるようになると聞きます。日本でもそんな環境をつくりたいと考えました」(多田さん)
使いやすさを追求して容器も工夫。
「ポンプ型にしたのは濡れている手でも扱いやすくするためです。仕事や家事で忙しく少しでも時短ですませたいときなどは、フタをあけるなどほんのちょっとの手間ですら面倒に感じるもの。デリケート部位のケアを“日常の当たり前”にするために、こうした小さな気配りも大切にしました」(多田さん)
お風呂の最後に使うのがおすすめです
髪や肌の状態が良いとその日一日テンションが上がるように、デリケート部位の不快感がないと、毎日がとても快適になります。
多田さんによれば「「LABiOME(ラビオーム)」は不快感の解消のためではなく、不快感がない状態を当たり前にするために使ってほしい」とのこと。多田さんのおすすめは、お風呂の最後に使うこと。
「髪やボディ、顔などのケアをして、最後にデリケート部位をやさしく洗ってあげると全身すごくさっぱりするし、自分をちゃんと労わってあげられている気持ちになりますよ。使い続けるといつの間にかトラブルを感じてないことに気づいて、ちょっとうれしくなるかも。
また、毎日使うものとなると安全性も気になりますよね。成分だけでなく製造工程や製品管理も医薬品と同レベルのクオリティを心がけているので、自信を持っておすすめしたいです」(多田さん)
お子さんやお母さんなど家族全員で使える「LABiOME(ラビオーム)」を、女性が自分自身をケアするための当たり前の習慣として、ぜひ取り入れてみませんか。
※1 すべての方に刺激が起こらないというわけではありません
※2 乳酸桿菌
※3 乳酸球菌、ヒアルロン酸発酵液
※4 ボンバクスコスタツム花エキス
※5 乳酸桿菌(うるおい成分)配合のジェルソープでうるおい守って洗うこと
問い合わせ先:ロート製薬(https://www.rohto.co.jp/)