少しでも体に違和感があったら見逃さないようにする
すべての画像を見る(全2枚)以前から新居でやりたいことがあったのです。それはおいしいコーヒー豆を挽(ひ)いて、ゆったりとした気分でお茶をすること。そのために、とっておきのコーヒー豆をとっておいたのです。
ある晩のこと、今こそタイミングだと思って飲んでいると、急に手のひら、足の裏がかゆくてたまらなくなり、そのうち背中や耳の中までかゆくてたまりません。なんだか唇がピリピリとしてくるではありませんか。そのときは、加湿器もなかったので部屋の乾燥のせいなのかと思っていたのですが、私は果物や牛乳などで即効性の食物アレルギーがあり、「まさかコーヒー?」という疑いが出てきたのです。
たまたま体調が悪かったからかもと思って、しばらくしてから、その豆を挽いて飲んでみると、やっぱり同じ症状が出てさらに頭痛もする。やっぱり、このコーヒー豆が原因かも…。とはいえ、自己判断はよくないので、飲むのをやめて一度専門医に相談してみようと思っています。
孤立しないようにする
この症状が起きたとき、娘にLINEで状態を報告しておきました。万が一体調が悪化したら、自分で対応できないかもしれないからです。娘は車で8分くらいのところに住んでおり、それがちょっと心強いです。この歳になったら、いつなにが起きてもおかしくはありません。安否確認のために毎日LINEするようにしています。
それが習慣になれば、きっと連絡がなかったら「おかしい」と気づいてくれると思うからです。子どもたちには家族や同居のパートナーがいて、毎日出勤する場所があります。つまり、社会から孤立していない。
私の場合は、ひとりで仕事をしているので、2、3日連絡が取れなくてもだれも不思議に思われない環境にあります。シニアのひとり暮らしは、いかに社会と接点をもっておくか、人間関係をつくっていくことが大事になってくると感じています。