出費が増えがちな項目だけしっかり確認!

スーパーなどで買い物をすると、食材と日用品が合計金額で混ざってしまうことがあります。そのため、わが家では食費と日用品費を合計しています。合算した金額が予算を大きくオーバーしていなければ、まとめて計算しても大丈夫だと考えています。以前はそれぞれ仕分けて計算していましたが、日用品費が毎月ほぼ一定なので、まとめても問題ないと気づきました。出費が大きく増えたら原因を見つけて、次月で節約すれば問題ありません。

しかし、日用品費が大きく変動したり、予算をオーバーする人もいるでしょう。そういった方は別に分けて管理する必要があります。「つい使いすぎる項目」や「節約しているはずなのになぜか出費が多くなる項目」といった弱点を集中的に管理するのがおすすめです。

また、食材と日用品費を分けたい方は、食材はスーパー、日用品はドラッグストアで買うなど、購入先を分けるとよいでしょう。レシートの読み取りや仕分け機能のある家計簿アプリを活用してみるのも手です。

「なにげない出費」こそ厳しくチェック

交際費、医療費、イベント費などは月によってまちまち。その出費は自分にとって大事なものが多く、極力削りたくありません。そこで意識すべきなのは「普通の日のなにげない出費」だと思っています。普段から節約できていれば、大きな出費があっても土台が崩れにくく、ここぞというときにお金をかけられます。

日常的な出費はチェックして、多いときは反省と改善をする。自分が管理した部分に絞って確認することで、家計簿の項目も管理する時間も減らせました。

エクセルで全体管理。生活費の流れが一目でわかる

(モザイクあり)光熱費などのお知らせ。通知が来たら即エクセルに転記して溜めません
光熱費などのお知らせ。通知が来たら即エクセルに転記するので溜まりません
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最終的にエクセルシートで項目ごとにまとめ、全体で赤字かどうかをチェックします。私が記入している項目は、家賃、電気、水道、ガス、灯油、通話・通信、スマホ、保険、年金、食費、雑費、その他です。

家賃や保険などの金額が変わらないものはあらかじめ1年分を入力し、光熱費などの変動するものは通知を受け取ったらすぐにエクセルへ記載します。その場で処理するため、面倒に感じたことはありません。

 

家計簿はマメにレシートを見て電卓をたたいて…というイメージがありますが、記入の手間をシンプルにすることで苦にならず、お金の管理もラクになります。家計簿がなかなか続かない方は、費目のシンプル化から始めてみてはいかがでしょうか。