木の食器や家具から木の家づくり、リノベも提案
すべての画像を見る(全14枚)菅村:モノ・モノでは、地域デザインの中から生まれ、ロングセラーとなっている食器や雑貨なども取り扱っています。
田中:箸も茶碗もいろんなサイズがある。家具だけでなく、食器も自分のサイズに合わせて選ぶべきなんですね。
菅村:箸も茶碗も手になじむ手頃なサイズのものが扱いやすく、食べやすいといわれています。木の器やカトラリーは割れる心配が少なく安全なので、子ども用の木の食器もファーストステップとしておすすめです。子ども用の椅子も大人気ですので、小さい頃から木の食器や家具に親しみ、いずれは木の家にも興味をもってほしいと思っています。モノ・モノでは、このショールームのリノベーションを手掛けたエムズ建築設計事務所の協力のもと、木の家の新築やリノベーションの相談も受けつけています。
田中:ボクらの世代は木の家に住んでいたし、大工さんが家を建てるのを身近で見ていたけど、今は木に触れる機会が少ないですよね。技術の継承も大事だし、木になじむ感覚も継承していかないと。
菅村:1953年に発行された日曜大工の本を再編集した『杉でつくる家具』が好評で、ワークショップも開催しています。今後、DIY家具の普及活動も行っていきたいと思っています。
●モノ・モノ
「男の椅子」「親子の椅子」など創設者・秋岡芳夫デザインの家具をはじめ、地域デザインの雑貨、家具や住まいにまつわる書籍などを展示。見学は、1組限定90 分の完全予約制なので、靴を脱ぎ、自宅で過ごすような感覚で木の空間や家具を体感できる
・住所/東京都中野区中野2-12-5 メゾンリラ104
・営業時間/10:00〜18:00 水・祝日定休
relife+ vol.52 (別冊住まいの設計)
今回のアンガールズ田中さんの記事も掲載されています。中古マンションや一戸建てをリノベーションして、自分らしい暮らしを実現するための情報や事例が満載。Hey!Say!JUMP伊野尾慧さんの「建築ゼミナール」も要チェックです