相次ぐ値上がりで食費のやりくりが難しくなっていますね。でも、冷蔵庫の使い方次第では食費カットに役立つことも。そこで、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんが、やめてよかった「冷蔵庫収納の3大常識」をご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんが家計管理について解説してくれました。
すべての画像を見る(全4枚)食費の節約は見える化で無駄を削減
食費は工夫をすることで無理のない範囲で節約を
食費増に悩む人も多い昨今ですが、家計の13~15%が理想。「4000~5000円の増加なら許容範囲内。削りすぎると健康を害するので注意」とFPの畠中さん。
「もっとも大事なのは、無駄なく使う計画性。メモ持参で買い物に行く、賞味期限は可視化して小分けに冷凍するなどの工夫を」
「冷蔵庫収納の3大常識」をやめて食費14%をキープ!
4人家族の尾花さん。長年続けていた冷蔵庫収納の常識をやめたことで、食費を家計の14%でキープできているそうです。そこで、中が見やすく、食材も使い忘れにくい配置に変わる冷蔵庫収納の実例を見ていきましょう。
1:無造作にしまうのをやめた
消費期限の見える化で食べ残しをなくす
食材の期限が見えにくい卵パックや納豆などは、100円ショップのボックスに移し、ひと目でわかるように収納。
「冷蔵庫をあけると自然と消費期限が目に入るので、食べ残しがなくなりました」(尾花さん、以下同)
2:冷蔵庫に入るだけ入れるのをやめた
予定外のものは予備スペースで対応
家族が買ってきたお菓子など予定外の食材を入れると、定位置が崩れて食品を使い忘れる原因に。
「予備のボックスを置き、そのスペースに入れるルールにすれば、秩序をキープ!」