捨てたもの3:子どもたちの生活用具、思い出のもの
すべての画像を見る(全5枚)既に家を出てしまった子どもたちの生活用具も少し残っていました。服と違って、もしかすると使う可能性があるのかも…? と考え、家に帰ってくるたびに、「これはいる? いらない?」とひとつひとつ確認してから処分。あとで「なんで捨てちゃったの!?」と言われないための対策です。
幼少期の絵など思い出のものは、思いきって「段ボール1箱分まで」と決め、それ以外は処分しました。
「捨てる爽快感」で、捨てることに弾みが
服やものを1枚1個捨てるたび、これまでぎゅうぎゅうに詰まっていたクローゼットや棚に、次々と空間が生まれていきます。その空間を見るたびに得られる、爽快感といったら!
それは視覚的なストレスが減るからなのか、ものへの執着心がなくなるからなのか。気持ちがどんどん晴れやかになり、心も体も軽くなっていくような、あのとき感じた不思議な気持よさは、今もはっきりと覚えています。
『元専業主婦・今ユーチューバー 64歳、やめて捨てたら手に入った、幸せな暮らし 』(扶桑社刊)では、60代で始めた捨て活の方法や、ものが減った部屋を広く見せるための工夫、シンプル服を追及してたどりついた「毎日がワンピース」のハウツーといったアイデアをたっぷり紹介しています。さらには、60代からの友人関係の引き算、SNSの割りきった使い方、将来のお金不安をなくすライフプラン表のつくり方なども収録。歳を重ねてますます暮らしを豊かにするためのヒントが詰まった一冊です。