片づけが苦手な人でも取り入れやすい大掃除のコツを、20歳までゴミ屋敷で育った経験を活かして「無理なく片づくコツ」の情報発信や、お片づけサポートをしている整理収納アドバイザー・つうさんが解説。「年内に片づけたい」という声が多いという、玄関・キッチン・リビングにある「捨てる判断がしやすいもの」について語ります。

つうさん宅リビング
ものを減らすだけで、家の中がすっきり片づく
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玄関:狭いので片づけやすく、すっきり感を味わえる

玄関の捨てやすいもの

「家の顔」と言われる玄関は、帰宅してまず目に入る場所。年末年始は来客が増えることもあり、玄関を整えて新年を気持ちよく迎えたいという方も多いと思います。

しかし、玄関は収納スペースが比較的少ないため、家族の人数分以上の靴が出しっぱなし、下駄箱の上についちょい置きしてしまうなどものがあふれがちな場所です。

そんな玄関で手放しやすいものは

・何年も履いていない靴
・サイズアウトした子どもの靴
・使わなくなった子どもの外遊びのオモチャ
・靴が入っていた空き箱
・何本もある虫除けなどのスプレー缶
・何本もあるサビたり壊れている傘

これらを手放すだけでも、下駄箱の中にスペースができ、あふれていたものも収納できるように。また、玄関は家の中でもそこまで広くない場所なので片づけやすく、年末の大掃除に慣れるための最初の一歩におすすめです。

キッチン:食品の買いだめ前に片づけて散らかり防止

キッチンの捨てやすいもの

年始は家族そろって自宅で食事をされる方も多いと思います。食品の買いだめも増えるので、その前にキッチンの不要品を処分しておけば散らかるのを防止できます。

そんなキッチンの手放しやすいものは

・コンビニなどでもらうプラスチックのスプーンやフォーク
・汚れやにおい残りが気になる保存容器
・欠けている食器類
・成長し、使わなくなった子どもの食器
・消費期限ぎれの食品
・何年も使っていない調理アイテム
・同じものがいくつもあるキッチンツール

すっきり片づいたキッチンなら、年末年始の料理もはかどりますよね。