TVのニュースやSNSでたびたび問題視されている、学校内での「いじめ問題」。もし自分の子どもがいじめの被害を受けていたら…と心配した経験がある親も少なくないのではないでしょうか。しかし、ときには自分の子どもが「加害者」であることも…。「自殺未遂を起こしたいじめの被害者が、じつは過去に娘をいじめていた加害者だった」というストーリーが話題の『娘はいじめなんてやってない』(KADOKAWA刊)。いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクションをお送りします。
突然の休校の知らせ…。『娘はいじめなんてやってない』プロローグ&第1話<試し読み>
青空翼は、夫と娘の3人家族。
ある日、小学6年生の娘・茜の同級生が、いじめを苦に自殺未遂をしたことを知った翼。その同級生・紫村俊介は、かつて娘をいじめていた「加害者」だった…。
遺書には、いじめの主犯格として茜の名前が。
果たして、いじめの本当の「加害者」は誰なのか。いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクション作品を、短期集中で特別掲載します。