「子どもがいると、ものが増えてなかなか片づかない」という悩みを解決するアイデアをご紹介。3児の子育て中のESSEフレンズエディター・整理収納アドバイザーの大森智美さんが、散らかってもすぐに片づく心がけや、子どもと一緒に片づけをするときに実践していることについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)「散らかさない」より「すぐに片づく」を目標にする
「整理収納アドバイザーの自宅は、いつだって片づいているんだろうな」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません! わが家も3人の子どもたちが帰宅してから寝るまでは、わりとものが散乱しています。
子どもがいるとものが増えたり、散らかったりするのは当たり前。そこで私は「散らかさない」ことよりも「すぐに片づけられるレベルにする」ことを意識しています。
「子どもと一緒に片づけ」を長期休みの恒例行事に
すぐに片づく仕組みをつくるには、やはり「ものの量」がキーポイントになります。ですが、ものが多すぎると片づけが大変になるとわかってはいても、毎日ものと向き合うのは大変ですよね。
わが家も、不要な紙ものなどは都度処分するようにしていますが、日々バタバタしていると子どもが持ち帰ってくる学習プリントやオモチャなど、細々したものまで見直す余裕はなし…。そこで、夏休みや冬休みなど子どもの長期休みのタイミングで、一緒にプリント類やオモチャを見直すことを恒例行事にしてみたのです。
やり方は簡単。まず、子どもたちには事前に「〇日に××を整理しよう!」と伝えておきます。当日はゴミ袋を用意し、引き出し1段分ずつなど小さな範囲でものを全部出して、必要か不要かを子ども自身に判断してもらいます。