1か月に1回、書き出すだけでも効果あり
すべての画像を見る(全4枚)自分と向き合うためのノートをこれから始めたいという人のために、おすすめのやり方はありますか?
asako:今も習慣にしているもののひとつに「月初めノート」があります。毎月1日、朝の家事を終えたあとにノートを開き、大切にしたい習慣や思い、やりたいことなどを書き出すというもの。
毎月、書き出す内容は同じようなことばかりですが、自分の心の中と向き合う習慣をつくると、安心できるんです。できなくて、繰り越していることもあるけれども、忘れたわけではなくてノートにはしっかり記録できているから、「やれなかった…」と自己嫌悪になることもない。
人の面倒を見るのと同じように、自分自身にも「なにがしたいの?」と問いかけて自分の面倒を見てあげる。私にとってノートは、自分に優しくするためのツールでもあり、見失いがちな「軸」を再確認するためのお守りでもあります。
asakoさんのノート術は、著書『わたしの芝を青くする こころの整理術』(扶桑社刊)でもくわしく紹介しています。「好きなことをしていても心から楽しめていない」「他人のことが気になる」…そんな感情を抱えていたら、もしかしたら、心にモヤがかかっているサインかも。自分の心と向き合うためのヒントを、ぜひ本書でチェックしてみてください。