これぞタイツ!の「80デニール」
すべての画像を見る(全10枚)次の80デニールの黒タイツは、王道・これぞタイツ! といったところでしょうか。透け感がほぼなくなってマットな印象が深まり、黒色が主張してくるのがこの80デニール辺りから。
生地の厚さが増すので、もちろん暖かさもUP。30、60デニールと比べると、ふくらはぎが冷たくなりにくく感じました(※個人の感想)。気温10℃以下の寒さを感じる日に履きたい一方で、脚の細見え感は薄れてきます。細見えと暖かさの境界線は、80デニールが目安かもしれませんね。
1枚もっておきたい「110デニール」
最後は、110デニールの黒タイツ。言わずもがな生地が厚く暖かく、真冬はこのくらいのほっこり・もったり感が恋しくなります。これからの季節だと、実家への帰省や旅行など長時間屋外で過ごすような日のためにも、110デニールの厚手の黒タイツはもっておきたいところ。
透け感は限りなくゼロ、黒味がかなり強く落ち着いた印象になるので、明るい色のトップスやボトムスを取り入れて重さを軽減しながら取り入れるとよさそうですよね。
改めてはき比べてみると、60デニールまでは細見え・スタイリッシュさがあるのに対し、80デニールからは脚をすっきり見せるよりも暖かさがグンとアップすると感じました。ここ数年、すっかり体が冷えやすくなった大人世代の筆者の場合、暖かさを優先したいのが正直なところで、80デニールから上がしっくりくるのもまた新たな発見。
また、同じデニールでも、糸の太さや編み方によって変わるそうです。タイツのバリエーションは多様なので、ここでは履いていないデニール数や違うメーカーのもの、ほかにも裏起毛タイプのタイツもあるので、ファッション・気温・または体調などに合わせて上手く取り入れて、寒い冬を乗りきってみてはいかがでしょうか。
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