家は経年劣化でだんだんと傷んでくるもの。ただ、業者に頼むほどの段階でなけば自分でプチ補修できるものも。ここでは、壁紙のはがれた「角」をホームセンターにある材料だけで修理した例をご紹介。50代で元祖節約主婦として知られる、カウンセラー・エッセイストの若松美穂さんにお聞きしました。

写真:E角
掃除機をぶつけてボロボロになった壁紙。今回は自分で補修にチャレンジ!
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築20年を越えて「家のプチ修理」を考えるように

築24年目になるわが家。20年も過ぎれば家全体が傷んできます。壁紙も替えたいところですが、大きな破れや驚くほどの目立った汚れもないので、洗面所以外は壁紙を替えずに過ごすことができています。

ただし、部分的にはなんとかした方がいい場所も。掃除機を幾度となくぶつけたことが原因で、部屋の壁の角が傷んでいるのです。

当たり前の話ですが、たとえ小さな修理だとしても、業者さんを呼べば出張費を含めてそれなりの金額がかかります。節約のためにも、自分でなんとかしてみることにしました。壁紙を替える大事業ではなく、掃除機をぶつけても大丈夫な処置を部分的にします。

ホームセンターのもので壁紙補修にチャレンジ!

写真:E角の接着剤

わが家はDIYなどが得意分野というわけではないのですが、自分でできることはやってみよう! というタイプ。そこで、壁紙のプチ修理に挑戦してみました。

写真:E接着剤2

材料はホームセンターに行けば比較的簡単に手に入ります。今回購入したのは、壁の角に使う細いクッション材と、クッション専用接着剤の「くっつくぞ!」(コンクリート、金属、木材、各種プラスチックなどに使える製品)。やすりと余分な接着剤を取るハケも一緒に入っています。

切ってはるだけ!簡単DIYの手順とは

写真:余分な

手順はいたってシンプル。クッション材の長さをおおよそ決めて、必要な長さをハサミでカット。そして、接着剤でつけるだけです。わが家では、反った壁紙をクッション材の中に入れ込むようにしてくっつけました。クッション材を押しつけた際にはみだした、余分な接着剤もハケで取ります。

写真:E角終了

無事にクッション材の接着が完了。なかなかの仕上がりに満足です。