忙しい毎日のみそ汁づくりを少しでも簡単に! そこで、手間も時間もかけずにできる「速攻だし」の取り方を3つ紹介します。管理栄養士の岩崎啓子さんに、速攻だし汁のとり方とみそ汁のレシピを教えていただきました。
すべての画像を見る(全4枚)1:「湯を注ぐだけ」で3分ででき上がり!
【1人分の材料とつくり方】
耐熱ガラスカップにカツオ節1/2パック(2g)を入れ、熱湯1カップを注いで2分おいたらザルでこし、箸でカツオ節の汁気を絞れば完成。これだけで、豊かなうま味と香りのだし汁に!
2:「具として投入」でカツオ節のうま味がしみる
みそ汁の具材を煮るときに、カツオ節を一緒に投入。取り出さずにそのまま具としていただきます。忙しい朝にもおすすめ。
3:顆粒だしやだしパックを利用
手軽に使えて保存がきくのでやっぱりラクチン。バラエティ豊かで味わいに個性があるので、好みのものを見つけて利用して。
速攻だしをとったらぜひつくってほしい、みそ汁のレシピも紹介します。
●ミニトマトとブロッコリーのショウガみそ汁
抗酸化ビタミンがとれるミニトマトとブロッコリーがたっぷり、ほかほかの一杯!
【材料(2人分)】
- ミニトマト 8個
- ブロッコリー 1/2株
- ショウガ 1かけ
- だし汁 2カップ
- みそ 大さじ1
【つくり方】
(1) ミニトマトはへタを除く。ブロッコリーは小房に分け、ショウガは千切りにする。
(2) 鍋にだし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら(1)を加えて弱火でブロッコリーに火がとおるまで煮る。
(3) みそを溶き入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。
[1人分58kcal]『100歳健康みそ汁(別冊エッセ)』(扶桑社刊)では、ほかにも「タンパク質のおかずみそ汁」や「みそ汁が主役の長生き献立」、ちょっとした不調に「体調別 健康みそ汁」などのレシピをたっぷり掲載。みそ汁で元気になりましょう!