キッチンなど、狭い場所は上手にスペースを活用したいもの。築20年の戸建て住宅に住むESSEフレンズエディターのおがわりさんは、キッチンをなんとか使いやすくするために日々試行錯誤しているそうです。そんなおがわりさんが暮らしに取り入れているのが「浮かせる収納」。今回はその様子を詳しく語ります。

つるしてあるペットボトル
つるすことで解消した、キッチンの困りごと
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ペットボトルやあき缶…気づけば“ちょい置き”していた

古いつくりで非機能的なわが家のキッチン。ものを置くには向いていないせまいすき間ゆえ、汚れて掃除も大変…と分かっていながら、置き場に困ったものはシンクのフチにちょい置きしてしまいます。

シンクのフチ

私が置いてしまうのは、ペットボトルやあき缶、発泡スチロールのトレーなど、空になった容器類。いずれはゴミに出す空容器をちょっと乾かすために置いていたつもりでした。

ところが、気づけばそこが定位置化…。次から次に出てくるゴミでシンクのフチは埋めつくされ、ときになだれが起きたりと、もともと使いにくいキッチンが、ますます使いづらく、見た目もゴミ屋敷のような状況になっていたのです。

狭いキッチンの“ちょい置き”は「浮かせる収納」で防止

浮かす収納

私が置きっぱなしにしていたいものが軽いものだったこともあり、試してみたのが、上の写真のような「浮かせる収納」です。

100円ショップのデッシュラックとピンチ
100円ショップのデッシュラックとピンチ

使用していない100円ショップのディッシュラックとピンチがあったので、つり戸棚につるしてみました。

牛乳パックは底の紙を少しめくってからピンチではさみます
牛乳パックは底の紙を少しめくり、そこをピンチではさみます

ディッシュラックの平面部分には発泡スチロールの容器などを置き、ピンチには牛乳パックや袋物、平面部分に置けなかった容器もぶら下げています。水滴が直接シンクに落ちるので、掃除の手間もありません。そして、乾くのも早くなりました。

今でも一時的に見た目がごちゃごちゃしていることもありますが、以前より短時間でゴミ箱に移動するので、すっきりとした時間が増え、ほかの作業もはかどるようになりました。