まずはネットワークカメラから導入
和田さんが最初に導入したのがネットワークカメラ。家にいるはずの時間、電話をかけても出てくれないと、「なにかあった!?」と心配になるもの。でも、ネットワークカメラがあれば、動体検知で前後数秒を自動録画でき、スマホのアプリで映像のサムネイルを見れば、問題なく暮らしていることが確認できます。ただし、カメラは“万が一”のためのもの。安否確認のため日常的にチェックしていたのは、トイレに設置した人感センサーだそう。「気配を感知したらスマホに通知が入るよう設定。トイレは毎日必ず行きますし、1日5~6回なので、通知を受ける側も負担になりません」
●トイレの回数で体調不良を察知
すべての画像を見る(全3枚)「センサーが2回しか感知しない日があって、おかしいと思って母に電話をすると、やはり体調不良。介護事業者さんに連絡し、無事に病院に行くことができました」
●生活の監視ではなく万が一のために
プライバシーを考慮し、カメラは生活のチェックではなく、“万が一のため”に導入。「人感センサーが反応せず、カメラを確認したら、倒れている母を発見したこともありました」