5:毎晩リセットする

すぐに片づけることが難しい場合は、毎晩リセットするのもおすすめです。寝る前に、床の上にあるものをすべて拾って所定の場所に戻します。5分もあればできますよ。

手があくたびに床の上にあるものを拾う、用事があってソファやイスから立ち上がったら、床にあるものを1つだけ所定の場所に戻すというルールをつくってもいいでしょう。

6:床の状態を写真に撮る

期間を決めて、床の状態を定点観測するのも、床置きしない習慣づけに有効です。

まず、ものだらけの現在の床の状態を写真に撮ります。そして、今後1か月、毎日同じ時間に同じ場所の写真を撮影し、ときどきながめてください。

だんだん床の上がきれいになっていく様子を見ると、床置きするクセを手放すチャレンジを続けるモチベーションが続きます。

7:床を「生活空間」としてとらえ直す

床は本来、動いたり、くつろいだりするための空間です。床を「一時的なもの置き場」と捉えることをやめて、「つねに広々とさせておくべきスペース」と考えましょう。

ものが置かれていない床は、スッキリしているので広がりが感じられ、リラックスできます。床は、“物置き場”ではなく、“生活を快適にするための場所”として再認識しましょう。

部屋に入ったときに、床全体が見えることを目指しましょう。これが「スッキリした空間」の最重要ポイント。どうしても床になにか置かないと生活できない場合は、床に置いてもいいものを極力減らしてください。

たとえば、家具以外は置かない、一時的になにかを置いたとしても、その日のうちに自分で片づけるといったルールをつくると効果的です。

以上、床置きする習慣を手放すコツを7つ紹介しました。床にものがないと、部屋全体がスッキリして掃除もラクになり、ヨガやストレッチなどこれまでできなかったことができるようになります。

心地よい空間を保つために、毎日少しだけ意識すれば、スッキリした床を手に入れるのは難しくないはず!