質問タイムを有効活用するため事前に考えておこう
相談会ではなく説明会でも、多くの場合は最後に個別で質問する時間があります。ですが、意外にも質問する人はあまりいません。
自分もそうだったのですが、その日に聞いた内容を整理するので頭がいっぱいなのだと思います。聞いた情報、見た現実、もらった資料…質問を考えるだけの余裕がないんですよね。
逆に言えば、聞きたいことがはっきりしているのなら、待ち時間もほとんどなしでじっくり聞けるということになります。現地で突然にはあまり思いつけないものなので、事前に気になることをピックアップしておくとよいですね。
合同説明会の個別相談は並ぶことも
すべての画像を見る(全4枚)合同説明会は多数の学校が参加し、パンフレットを配布したりミニ説明会をしたりするイベントです。個別相談ブースを設けている学校も多いのですが、人気校は待ち時間が発生します。長いところでは10人以上が列をなし、相談時間に制限はないこともあって、私も実際に数十分ほど待ちました。
また、合同説明会自体は予約不要でも、学校の説明や相談は整理券制というケースもあります。私の場合、11時頃に行って取れた整理券は14時からのものでした。
知りたい情報を余すことなく集めるために、早く行くに越したことはないと思います。
あらかじめ「なにを知りたいか」を明確にしておこう
中学校の説明会では入ってくる情報が多いため、事前に少し準備をしておくと得られるものが格段に増えると思いました。興味がある学校のHPなどを見て、知りたいことや不安点を洗い出しておくと、必要な情報を得やすくなるでしょう。
子どもと話して、気になることをピックアップしておくのもよいですね。子どもは食堂や修学旅行など、受験や通学には直接かかわらないことに興味を持ちがちです。親としては入試や通学について聞くべきではとも思ってしまうのですが、本人が聞きたいことを聞くのは大切だと思います。
興味を持った質問に応えてもらうと、学校への好感度が上がるんですよね。好感度は受験勉強のモチベーションにもなります。
中学校の説明会は、ただ参加するだけでも役に立ちますが、能動的に行動し、せっかくのチャンスを最大限に生かしたいものですね。