ひとり時間を意識的につくるコツ

手帳
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ひとりの時間をもつことは、忙しい日常の中でも重要な自分を労わり、整えるいい機会だと思います。ひとり時間は意識的に取り入れようとしなければ、なかなか機会に恵まれないものです。なので、日常生活の中に工夫を取り入れ、しっかりひとりの時間をつくることが大切です。以下に、私が行っている具体的なアイデアを紹介します。

●1:スケジュールに「ひとりの予定」を入れる

まず、なによりも先に、ひとり時間を「予定」としてスケジュール手帳に書き込みましょう。私の場合は、「毎週木曜日はピラティスに行き、帰りにひとりでカフェでお茶をする」と決めています。その日は、14時からオフタイムにして手帳には目立つようにピンクのラインを引いています。

●2:早起きして、ひとり時間をつくる

15分から30分だけでも家族より早く起きて、ひとりの時間に使います。静かな朝の時間は、1日の計画を立てたり、心を落ち着けたりするのに最適です。この春から20分間の朝ヨガを始めてからは身心が整い、毎朝やる気スイッチがオンされます。

●3:家事を効率化し、余った時間をつくる

毎日の家事や仕事を効率化することで、生まれた時間をひとりの時間に変えることができます。シャツにはアイロンをかけない、ぞうきんは使い捨て不織布、掃除機は2日に1回、買い物はネットなど家事の効率化を進めて時間を余らせるようにしています。

●4:通勤や移動時間を活用する

通勤や移動の時間をひとり時間として活用します。バスや電車の中で読書したり、イヤホンでオーディブルを聴くなど、他人と関わらずに自分の時間を楽しむことができます。家の中でも、イヤホンをつけて映画を観ていれば、となりに家族がいてもひとりの世界です。

●5:リラックスタイムをルーティンに取り入れる

夜寝る前や仕事後のリラックスタイムを、ひとり時間として固定化しましょう。秋冬は入浴タイムも長くなるので、お風呂にゆっくりつかりながら顔を美容パックしたり、アロマオイルを入れてリラックスタイムにしています。お風呂の中でいいいい考えが浮かぶこともあります。

●6:「ひとりランチ」や「ひとりカフェ」の習慣を持つ

職場のお昼休みは同僚と一緒に過ごすのではなく、あえてひとりでランチを楽しんだり、カフェで過ごしたりする時間を意識的につくることも有効です。そのあとに、ちょっと散歩をすれば、さらにリフレッシュ効果は高まります。

●7:自宅に「ひとり時間用のスペース」をつくる

どうしても、家の中で女性は家族に遠慮がちになります。だからこそ自分だけのリラックスできるスペースを設けることも大事です。私は、自分のためにひとり掛けソファを購入しました。すると、不思議なことに家族はそこには座らない。自分の居場所をつくるために、クッションひとつでも自分専用にしてみることです。

●8:小さな習慣を取り入れる

ひとり時間はなにをすればいかわからない人は、毎日、5分や10分だけでもこういった習慣をつくってみるのはいかがでしょう。たとえば、朝に短時間の瞑想や深呼吸、夜に感謝のリストを書くなど。このような小さな習慣を続けるだけでも、ひとり時間が自然に増えていきます。

これまで日本社会には、「みんなと一緒がいい」という同調圧力や集団意識が強く根づいていましたが、SNSが盛んになった現在は、多様な価値観が認められ、個人の考えやライフスタイルを尊重する風潮が増してきています。だから「ひとりを楽しむ」ことが新しい豊かさの意味になると思っています。

ぜひ、1日に少しでも「自分時間」を充実させてみてください。

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