食卓にあと1品ほしいときに役立つ「缶詰」。とくに「ツナ缶」をストックしているという家庭も多いですよね。では、海外ではツナ缶はどのように使われているのでしょうか。今回は、アメリカ・シアトルに住んで約20年、子育てに奮闘するライターのNorikoさんが、アメリカのツナ缶事情について語ります。

ツナ缶
アメリカの「ツナ」事情
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アメリカで買える「ツナ缶」

「冷蔵庫になにもない」。そんなときに便利なツナ缶ですが、アメリカでも日本同様に庶民の食生活に根づいています。この歴史的インフレのアメリカにおいて、いまだに1缶1~2ドル(約140~280円)で買えるので助かります。

アメリカでコスパがいいツナ缶は大抵、オイル漬けより“水煮”。ツナはカツオ、ビンナガマグロ、キハダマグロの3種類が主流です。「カツオなのにツナ?」と思われるかもしれませんが、英語では“skipjack tuna”となり、マグロと一緒くたにされているのです。

もともとアメリカ人が大好きなサラダチキンの代わりとして普及したと言われるツナ。アメリカでは「ツナサラダ」として食べることが多いようです。

ツナマヨ

マヨネーズで和えてサラダやサンドイッチの具にするという、いわゆる日本の「ツナマヨ」は、水煮缶のツナがパサつきがちで、食感がイマイチなこともありますが、マヨネーズ含め、オイルと合わせれば問題なし!