ある程度の出費は仕方がない、と思いがちな光熱費や保険。でも見直してみると、意外にも節約できることがあるんです。
新しい年に向けて、お金とのつき合い方を見直しませんか?
生活経済ジャーナリストのいちのせかつみさん、節約アドバイザーの和田由貴さん、個人投資家の井村俊哉さん、3人のマネーの達人たちに、お得情報をたっぷり教えてもらいました。
マネーの達人が教える!お金が貯まる最新・節約術
●節約術1:光熱費を節約するなら“熱”に注意!
「炊飯器、電気ポット、温水など、熱が出るものはコストがかかると心得て。米は一度炊いたら小分けにして冷凍する、シャワーの量は控えるなど、生活のなかで熱を使う機会を制限してみましょう」(和田さん)
毎日のことこそ効率的に!
●節約術2:家電の電源プラグはいちいち抜かない
「最近の家電は省エネ機能が高く、待機電力は気にしなくてOK。使う回数など、使い方自体を考えた方が節約になります」(和田さん)
抜き差しすることで故障の原因になることも。
●節約術3:パートの通勤は回数券に
「週に約2回の通勤なら定期券よりも回数券! 片道料金の10回分の値段で、11回分の乗車券が購入可能です」(井村さん)
土日休日専用の土休券は14回分の購入が可能なので、通勤時間によってはさらに節約効果も。
●節約術4:保険の見直しはマスト!相談はしても夫に決定権を与えない
「年に一度は見直しを。各社から見積もりを取り、冷静に判断できる自宅で検討して。男性が保険を選ぶと受け取り金額が高い商品を選び、保険料が高くなりがちなので要注意です」(いちのせさん)
相談はしても、決定権は妻がもつのが正解!
●節約術5:「インスタ映え」にお金を使わない
「写真映りを意識して、必要もないのに食べたり飲んだり、ものを買ったり遠くへ出かけたりしていませんか?インスタグラムへの出費も積み重なればばかになりません」(和田さん)
“映えるもの買いビンボー”に陥らないように気をつけて!
●節約術6:子どもの学資保険には無理に入らない
学資保険とは万が一親が亡くなった場合を基本に考えた保険。
「人生100年時代に、エッセ世代の死亡率は高くありません。子どもの学資は自分たちで貯める方が確実です」(いちのせさん)
●節約術7:子どものおこづかいはLINEPayにチェンジ
子どもがスマホを持ち歩くようになったら検討したいのがLINEPay。
「親から送金ができ、残金管理もしやすくムダづかいもチェックできます。ポイントを貯める意識も芽生えて、マネーリテラシーが高まりますよ」(井村さん)
節約習慣に思い込みは禁物。生活費はもちろん、固定費こそ定期的な見直しが大切。今回の記事を参考に、家計を振り返ってみましょう。