3:70歳までコツコツお金を増やしていく
すべての画像を見る(全3枚)60歳になると、退職金を受け取る人も多いかもしれません。私の場合は、55歳で退職して、退職金を受け取りましたが、60歳まで働いたらもっと増えるのにもったいないと経理から言われたのを覚えています。
でも、その後、受け取った退職金を自己投資につかってビジネスに活かして、会社員時代の収入以上を得ることに成功。さらにそのお金で、資産形成を始めました。小さな資金から始めましたが、福利の力も借りてどんどん種銭を大きくして、60歳になった頃には平均的会社員の退職金レベルまでに資産を増やすことができました。
夫と別居してからはいわゆる貧乏母さんでしたので、60歳にしてやっと人並みになれた気分でした。ここから70歳までは「自分らしく働き」「投資する」という2馬力で資産を増やしていくつもりです。
※ 投資は元本割れのリスクがあるため、自己責任のうえで投資してください
4:70歳までに理想の住まいにしたい
ここ数年、自宅では愛犬と2階の部屋で一緒に寝ています。わが家の階段は急こう配で、中型犬のイングリッシュコッカーには登り下りができません。なので抱いて上がるのですが、11Kgの体を抱き上げて階段を下りるときには足を滑らせないよう慎重になります。万が一、階段を踏み外したら骨折くらいではすませられないかもしれません。
実家の両親も1階だけで日常生活を送り、2階へは滅多と上がってはいきませんでした。もう2階は要らないと思い始める年齢が60代かもしれませんね。今後、子どもが独立したら、1階のリビングに寝室としても使う部屋を導入しようと思います。
一般的に健康寿命は75歳までと言われています。60歳ならあと15年ほどで、どこかしら不健康になっていくのでしょう。だからこそ60代を人生の黄金期にしたいものです。
50代の10年間は、子どもがいる人なら子離れを経験したあと、自分らしさを取り戻す「新芽」の頃です。その芽を育てるのが60代ではないかと思います。まだまだ体も動いて気力が残っている60代のうちに理想のライフスタイルを確立したいと思います。
中道あんさんの新刊『先細らない老後のために、50代のうちにすべきこと』(扶桑社刊)は、発売中。