ステップ3:ものの移動、収納の見直しをする
中のものの整理まで終わったらもうひと踏ん張り。新たな収納スペースに、今までタンスに入っていたものを移動させます。タンスだけ捨てて中のものが出しっぱなしだと、なんのための処分かわかりません。
わが家の場合は、タンスの中には洋服やアクセサリー、バッグ、仕事に使うプロジェクターやテキスト類を収納していました。もともとある程度は整理していましたが、この機会にいま一度必要なものを吟味しました。
すべての画像を見る(全5枚)その結果、ある程度ものが減ったので、洋服やアクセサリー、バッグはクローゼットへ移動。
しかし、仕事用の収納がたりなかったので、キッチンで使っていた無印良品のスチールラックを移動させて使うことに。
その代わり、2階の仕事部屋(タンスがあった部屋)で本棚として使っていた小さなスチールラックを1階のキッチンに移動しました。
ラックは小さくなりましたが、問題なく使えています。このように、今ある収納グッズが使えることがあるので、購入を検討する場合はある程度ものの整理が終わってからがおすすめです。
タンスを手放した後はすっきり
婚礼タンスを処分した日は、なんだかとてもさびしく申し訳ない気持ちがありました。今までものをたくさん手放してきましたが、いちばん大きな決断でした。しかし、この先も悩み続けることを考えるなら、捨てると決断したことは後悔していません。
整理収納を学んでから12年、ものはただもっているだけでは意味がなく、上手に使って私や家族の暮らしを快適にすることがなによりも大切だと強く思います。より快適な暮らしのために、少しでも参考になったらうれしいです。