「着る服がない」を改善する3ステップ
次の3ステップを踏むと、服の枚数を減らせて、「どんな服を」「どれくらい」持っているかわかるようになります。
●ステップ1:出していく
まず収納の中の服を出していきます。そのときに「存在を忘れていた服」は手放しましょう。本当に必要で気に入った服なら、行方不明になっていたとしても存在を忘れることはなかったはずです。
●ステップ2:アイテム別に分ける
アイテム別に分けていくと、ずっと着ていない服があることに気づく場合があります。着ていない服には、着心地が悪い、サイズが合わない、お手入れが面倒など、必ず「着たくない理由」があります。思いきって手放しましょう。
●ステップ3:アイテム別に数を把握
アイテム別に分かれると、「デニムが多い」「白のTシャツがこんなにある」など、自分が買いがちなアイテムに気づくことがあります。同じアイテムの数の多さに驚くかもしれません。そのとき「こんなにいる?」と思えたらチャンスです。「状態がよくない服」「サイズやデザインが似合わない服」など、着ることに抵抗を感じる服を探してみましょう。それらを手放しても、まだ十分に残っているから大丈夫です。
すべての画像を見る(全5枚)ここまでくると、どんな服があるのかわかる状態になって「着る服がない!」ということもなくなり、「十分に服を持っている」という意識ができてきます。
買いがちなアイテムについても、買い物のときにセーブが効くようになるでしょう。
まず目指すのは、美収納ではなく「買い物改善」
洋服が大好きでつい買ってしまうという人は、いきなりSNSで見るような美収納を目指さないことです。まず目指すのは「これ以上増やさず、少しずつ減らす習慣を身につけること」。
たとえ美収納ができたとしても、買い物の仕方が改善されなければ確実にリバウンドします。そのためには上記3ステップに何度も挑戦してみて下さいね。