3:好きな個性を表現するため基本に「自分のスパイス」を加える

家具
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好きな様式やスタイルを決め、家具をシンメトリーに配置することで、落ち着いた空間のベースができます。でもそれだけにとどまらないのがフランス流。そこに自分だけのスパイスを加えます。

たとえばきらびやかな感じのルイ15世様式のインテリアがあったとします。同じ様式のテーブルの上にモダンな黒いランプを合わせてみる。壁に飾る絵はその時代の絵の写しではなくて、抽象的な現代アートにしてみる、というような感じで、アクセント的に違うテイストのものを置くのです。

空間がシンプルで真っ白だった場合は、反対に家具やインテリア小物にアンティークやデコラティブなものを取り入れます。こうすると同じスタイルのものだけで合わせるよりもおもしろさやその人らしい個性が生まれます。

自分が落ち着ける個性のあるインテリアに

50、60代の友達の家に行くと、それぞれ好みのクラシックや、ナチュラルな空間の中にモダンな要素が取り入れられていることが多いようです。スパイスを多くし過ぎるとアクセントにならないので分量を考える、というのが上級者の腕の見せ所ですね。