そしてたどり着いた“蘇生術”

Vaccumi(バキューミ)
すべての画像を見る(全8枚)

最後にトライしたのは毛玉取りつきミニ掃除機の「Vaccumi(バキューミ)」。価格は販売店にもよりますが、3300円前後です。

卓上クリーナーとして売られていますが、パーツをかえて電動の毛玉クリーナーにすることができます。冬しか使ったことがなかったのですが、取り出して使ってみました。

Vaccumi(バキューミ)で毛玉取り

シーツの上を滑らせてみると、みるみる毛玉がカットされていきます。同じ方向からだけではなく、縦方向、横方向からと滑らせるとしっかり取ることに成功。敷きパッドの表面はポコポコ凹凸があるので、その凹凸を少しのばしながら滑らせるのがコツです。

とくに毛玉の多いところは、何度も往復させると取れました。糸のほつれのある場所は避けて、クリーナーを滑らせていきます。強く押しながらクリーナーを走らせると、繊維を傷める可能性があるので、気をつけてください。優しく撫でるようにかけるのがコツです。

充電式

充電式なので、途中充電がきれてしまうので充電しながら進めました。これくらいのゴミが2回出て終了です。

ビフォー
ビフォー

充電の時間を抜いて、約15分くらいで、ザラザラしていた触り心地がツルツルに。

アフター
アフター

実際に寝てみるとザラザラした感触がほぼなくなり、8割くらいの毛玉が取れたと思います。もう少しきれいにしたい場合は時間をかけてください。

メンテナンスをして長く使い、エコに暮らす

冷感敷パッドはネットに入れて弱水流で洗濯しても、毛玉ができやすいものがあります。毛玉ができても毛玉クリーナーでとれば、キレイに蘇るので買い替える前にぜひ試してほしいワザです。毛玉取りをすれば買い替えのタイミングを遅らせることができてエコですよね。

熱帯夜を乗り越えるには、欠かせない冷感敷パッド。毛玉をとることで繊維が減ってしまい、冷感効果は多少落ちてしまうかもしれません。けれど、肌触りがうんとよくなり寝心地もよくなり、家族も喜んでくれました。もうワンシーズンは優に超えられそうです。

敷きパッドといっても冷感タイプは少し値段が張ります。家族分をすぐに買い替えるのはエコではないので、ぜひ家にある毛玉クリーナーを活用してまずは毛玉取りに挑戦してみてください。