掃除道具は掃除する場所の近くに置くのが黄金ルールです。
整理収納アドバイザーの鈴木淳子さんは、洗面台の扉裏に浴室の掃除グッズを収納することで、すっきり収納できたうえ、掃除も時短化したそう。
詳しく教えてもらいました。
100円ショップのホワイトボードやマグネットシートを使って洗面所の扉裏がすっきり
わが家の洗面所の洗面台の下の収納は、両開きの大きな空間でなにも仕切られておらず、上手に収納するのに何度も試行錯誤してきました。
ファイルボックスや引き出しを使っても、どうしても奥行きが余ってしまい、奥にあまり使わないものを収納したこともあるのですが、出し入れが面倒で、ついつい奥に収納したものの存在を忘れてしまうことも。
そこで、奥に収納するのではなく、手前の扉裏を使って収納してみることに。すると、うまく活用できるようになりました!
ここには、お掃除グッズを収納しています。スプレーボトルに入った洗剤2種類、靴用固形洗剤、ゴム手袋、ゴム靴です。
扉をあけるだけで一目で見渡すことができ、すぐに掃除を開始することができるので、お掃除の頻度が上がり、時間も短縮されました!
扉裏に鉄板をはり、収納したいアイテムにシールタイプのマグネットをはって、くっつけて収納しています。
100円ショップのホワイトボードを用意し、少し力を入れて解体し、薄い鉄板だけの状態にします。このとき、長い枠からはずしていくと解体しやすいです。鉄板に接着剤が残ってしまう場合は、カッターで切り離すときれいにとれます。
その裏に、両面テープをはり、扉裏にくっつけます。これで収納の土台ができ上がりました。
●スプレーボトルに入った洗剤
わが家では、無印良品のスプレーボトルに「お風呂用洗剤」と「カビ取り用洗剤」をつめ替えて使っています。
このボトルの裏側に、100円ショップで購入した、シールタイプのマグネットを取りつけます。
液体を入れると重くなってしまい、マグネットとスプレー本体が外れてしまう場合がありますので、その場合は白いマスキングテープで止めると、マグネットが外れません。私は、重いものの場合は、あらかじめマスキングテープで補強しています。
また、マグネットを取りつけるので、側面が平らなボトルがおすすめです。
●靴用固形洗剤
最近、週末に息子が自分で上履きを洗うようになったので、専用の固形洗剤をここに収納しています。
プラスチックの保存容器の裏側にマグネットシールをはり、その中に固形洗剤をイン。扉をあけてすぐに見つけることができるので、小学校2年生の息子にも好評です。
透明な保存容器なので、中身の残量や、しまい忘れが一目で確認でき、とても便利。
●ゴム手袋とゴム靴
それぞれを100円ショップで購入したクリップタイプのマグネットではさんで、くっつけ収納しています。
使用したあとは、洗って、洗濯機上のつっぱり棒にぶら下げて、乾燥させてから収納しています。
ちなみにこのマグネット収納は扉の左側です。
右側には、ウォールポケットで、こまごました掃除グッズや、お風呂場周りの消耗品を収納しています。
この収納方法にしてから、お風呂場の日々の掃除も、月に一度の大掃除のときにも、扉をあけるだけで掃除をスタートでき、とても便利です。
少し準備が手間ですが、一度設置してしまえば便利。マグネットなので、ライフスタイルの変化に伴う追加も変更も気軽にできますよ。