3つの工夫でお風呂掃除の苦痛を和らげる
私は若い頃からお風呂掃除がいちばん面倒に感じていました。窓掃除や玄関の掃除などはやらなくても生きていけますが、風呂場は汚れるので絶対に掃除しなければならないんですよね。
ずっと面倒と思いつつも必要にかられてたまに掃除していたのですが、やっと工夫を重ねて楽しく掃除をする仕組みができました。
浴室内のものを徹底的に減らす
すべての画像を見る(全14枚)ひとつめの工夫は「浴室内のものを徹底的に減らすこと」。わが家で浴室に置いてあるものは「イス、洗面器、シャンプー、ボディソープ、ボディタオル、風呂のフタ、掃除用具数点」だけ。
リンスやトリートメントはありません。夫婦ともにショートヘアのため、シャンプーで洗うだけ。ロングヘアは長いとキシキシしますがショートヘアだと気にならないです。
家族が多いと、各自お気に入りのシャンプーやヘアケア剤を置いて浴室にものが増えるという話も聞きますね。しかしわが家はその点夫婦ふたりだけで、こだわりもない。同じシャンプー1本ですませています。
本当だったら風呂のフタも減らしたいですが、夫婦で入浴時間がずれているので冷めないために必須。必要なものは減らしません。
また、置くものが少ないため、シャンプーなどを置く浴室用ラックは手放しました。ラックがあると、洗う手間が発生します。ものが少なければラックを手放しても困らず、掃除もラクになりいいことづくめです。
直置きを減らし、カビが生えにくい仕組みづくりをする
掃除用具はつるす収納にしています。
洗剤は取っ手部分を引っかけて、スポンジや掃除用ブラシはフックがついたものを使い、すべてつるす収納に。
また、風呂のイスは浴槽の上、洗面器は風呂のフタの上に置き、カビの温床にならないようにしています。
唯一直置きしているのは、シャンプーとボディソープのみ。これだけなので、入浴時に体や頭を洗うついでにチャチャッと裏側を手でこすって終わりです。
「聞く読書」をしながら楽しく掃除する
ものを減らし掃除をラクにしたところで、最後の仕上げとしてスマホを使って掃除中に「聞く読書」をします。読みたかった本を聞く「楽しみ」と、風呂掃除を一緒にできるため、面倒な掃除が楽しい時間に変わるのです。
耳で聞くコンテンツで有名なのは、本を読み上げるオーディオブック。音声アプリのVoicyやポッドキャストなどもあります。音楽を聴くのが好きな人は、音楽を楽しみながら掃除するのもいいですね。
※記事の初出は2023年1月。内容は執筆時の状況です。