3:「完璧な収納」をつくってしまう

完璧
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このケースがいちばん多いかもしれません。

たとえばリビングボードの収納の中をきれいに整理して、使いやすい仕きりなどを購入して収納完成! しかしその後、寝室からそのリビングボードに入れたいものが出てきた。

玄関収納をがんばって見直して収納を完璧にした! …と思っていたのに、家族が新しい靴を買ってきてしまってたちまち靴が入らなくなってしまった。

せっかくきれいにしたのに残念ですよね。これは収納の中を完璧に使いきって完璧な収納をつくってしまったからこその悲劇です。

収納を考えるときは、2割から3割の余白をつくっておくことを意識すると、多少ものが増えてきてもいきなり困ることはありません。

余白があるとなんだかもったいないように思いますが、買い物好きの家族がいる、よく贈り物が届く、ストック好きなどであれば、なおさら意識して余白をつくっておくようにしましょう。

「入れること」が片づけではない

収納

片づけ収納というと、収納の中にものを収めることがゴールのように思ってしまいますが、私たちは暮らしの中でも収納の中からものを取り出し、また新たになにかを購入したり処分したり、ものの出入りが常にあります。

収納はスタート地点でありゴールではありません。そこから使ったら戻す、買ってきたら入れる、古くなったら処分するなどずっと収納とつき合っていくこと、それこそが片づけです。