パターンC:外出している場合「その場における安全ゾーンに移動する」

地震に驚く女性
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店内や地下鉄にいる場合は、落下物がなく棚などが倒れてこない太い柱の陰など、その場における「安全ゾーン」へ移動。その後の避難は係員の指示に従い、群衆のパニックに巻き込まれないようにしましょう。

「屋外にいる場合は、建物から離れるか、安全そうなビルの陰へ移動して」

●<ポイント>海沿いにいるときは揺れが収まったら高台へ

大きな揺れが収まるのを待ち、速やかに高台か4階以上のビルへ避難します。

「津波警報が発表されていなくても、『早く』『高い』場所を目指すことが津波避難の基本です」

●小さな揺れのときにも避難する習慣をつける

発災時、75%の人が茫然として適切な行動を取れないと言われていますが、小さな揺れが起こるたびに安全ゾーンに行くことを習慣にすると、いざというときにも動けます。

「空振りでも、それが命を守る実践的防災訓練になるのです」