清潔を保てばまずOK。対策は気にしすぎないこと

加齢臭に悩む女性イラスト
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しかし、結論をいえば、こうしたにおいについては、入浴や体や髪を洗うなど通常のケアで清潔にしていれば、それほど気にするものではありません。相談者さんのように体臭がきつくない方ならなおさらです。

基本的に汗は無臭ですが、時間がたつと雑菌が繁殖してにおいを発するようになるので、まずは汗をかいたら早めにふきとること。汗を吸いとるインナーを着用し、ホットフラッシュなどで大量に汗をかいたら着替えるだけでもだいぶ違いますよ。

なお、閉経後はおりものの質が変わるため、デリケートゾーンがにおいやすくなることも。小陰唇(しょういんしん)は恥垢(ちこう)がたまりやすいのでひだを開いて丁寧に洗ってくださいね。ただし、腟(ちつ)の中まで洗う必要はありません。

食事は、人と会う前はニンニクなどの強いにおいがする食べ物を控えれば大丈夫。また、ストレスを感じるとにおいが出やすいベタベタ汗が出るので、いちばんの対策は気にしすぎないこと。軽い運動で汗を流す習慣をつけておくと汗腺が鍛えられ、においにくいサラサラした汗をかけるようになりますよ。

 

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