だれもがなる老眼。度数を弱めて確認してみて
すべての画像を見る(全4枚)次に、老眼になったときの対処法を真鍋先生に聞いてみました。
「まず、軽い老眼になったら眼鏡、コンタクトレンズともに度数を落としてみることをおすすめします。眼鏡やコンタクトレンズを視力1.0に矯正している人が多いと思いますが、それは遠方視に最もピントが合っているんです。
長時間車を運転される人やスポーツをする方ならいいのですが、デスクワークで近距離を見ることが多い人は度数を弱めてみるといいでしょう。
また、30代から低矯正の眼鏡やコンタクトに慣れておくと将来的な老眼への対策になりますよ」
コンタクトレンズは左右の見え方に差をつける
続けて、コンタクトレンズについても教えてもらいました。
「コンタクトレンズの使っている人は、モノビジョンもおすすめです。これは、片方のレンズが遠く、もう片方は近くが見えるように調整して、左右の見え方に差をつける方法です。慣れるのに時間はかかりますが、適応できれば広い範囲が見えるようになります。
老眼が進んできたら遠近両用のコンタクトレンズや眼鏡も検討になりますが、老眼が進むと加入度数を強くする必要があるため見え方に違和感を持ち、慣れない原因になることがあります。そのため老眼対策は早めからいろいろ試して自分に合う方法を知っておくことが大切です」