アメリカやヨーロッパのアーバンファーミング事情

考えれば考えるほど不安になりますが、アメリカやヨーロッパ諸国ではもっと前から問題視されていて、都会で野菜を育てるアーバンファーミングが急速に広まっています。ロンドンには、市内3000か所以上のコミュニティファームにより、120万食を超える野菜が「市民の手」によって栽培されています。

ロンドンのコミュニティ農園
ロンドンのコミュニティ農園
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パリにはサッカー場2個分の広さをもつナチュール・ユベンヌという都市農園があり、NYでもブルックリンなど、屋上に庭園があるのがスタンダードになっているそうです。今後日本でも都会やおうちで野菜を育てることがブームになりそうです。

フジテレビの社屋でも「アーバンファーミング」を開始

そこで、フジテレビでも自然を少しでも回復させようと、この春、アーバンファーミングを始めました。

菜園の前に立つ女性
フジテレビ本社3階に設置された「アクションお台場ファーム」

「アクションお台場ファーム」と名づけられたこちらの農園では、東京でかつて食べられていた江戸の伝統野菜など約10数種類をこれから種から育てていきます。

アナウンサー
左から、上垣皓太朗、梶谷直史、高崎春、宮本真綾(ともにフジテレビ新人アナウンサー)©フジテレビ

まずは、その第1弾として、4月18日の「一粒万倍」の日に、フジテレビに入社したばかりのフレッシュな新人アナウンサーに土入れと種まきをしてもらいました!

“アグリテインメント”で楽しく環境貢献

土に植える様子

農園の設置、運営は、農とアプリやクラウドサービスなどを組み合わせた次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開するプランティオ株式会社と連携して行っています。

IoTセンサーによって日照量や、土壌水分量など栽培に重要なデータを計測し、それをもとにした発芽時期や水やりのタイミングなど、的確なアドバイスが受けられるなど最新のテクノロジーを導入予定。CO2削減量などが可視化される機能もあります。

これから、農業(アグリカルチャー)をエンターテインメントのようにみんなで楽しむ“アグリテインメント”をSDGsの解決策として、もっともっと広めていきたいと思います。

ぜひみなさんも、野菜を育てるというアクションで、持続可能な未来を次の世代につないでいきましょう!

※最新情報はアクションお台場ファームの特設サイト及びLINE公式アカウントでお伝えしています。

アクションお台場ファーム特設サイト
アクションお台場ファーム LINE公式アカウント

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