3:「統一省エネラベル」をチェックする
すべての画像を見る(全7枚)家電選びで見るべきは、「統一省エネラベル」です。注目ポイントは3つあります。
(1)多段階評価点の高い順に5.0~1.0までの41段階の数字と☆の数で表示。省エネ性能が高いものほど5に近い数字となり、ひと目で省エネ性能がわかります。
(2)省エネ達成基準をどれほど満たしているか家電によってわかります。
(3)年間目安エネルギー料金も表示されているので、家庭の予算によって選びやすくなっています。
これらを参考にしながら、機能や性能、使いやすさ、金額、ポイント付与率、保証期間などトータルでお得になるように選ぶとよいでしょう。
参照元:資源エネルギー庁 小売事業者表示制度より
4:「省エネ家電」補助金制度を調べる
特定の「省エネ家電」買い換えることで、補助金がもらえることも。東京都の「東京ゼロエミポイント」では、2024年9月30日までの購入分の、省エネルギー性能が高いエアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明器具に買い替えた都民の方へポイントを付与しています。付与されたポイントは、商品券とLED割引券に交換することができます。
ほかにも栃木県佐野市では、2025年1月31日まで「佐野市省エネ家電購入支援補助金」として、省エネ基準を満たしたエアコン、冷蔵庫、照明器具、補助対象経費の30%、上限2万円を補助しています。
お住まいの自治体などで同様の補助金制度があるかもしれません。ただし、予算に達すると早期に終了することもあるので、利用を検討している場合は、お住まいの自治体のHPなどでチェックしておき、購入と申請タイミング、必要書類を確認して早めに申請しましょう。
5:“型落ち”製品を狙う
家電製品は、毎年のように新しいモデルが登場します。つまり、昨年のモデルの在庫は型落ちとして、安く売られることになります。
冷蔵庫などの白物家電は10月~12月頃、テレビなどの黒物家電は5~7月頃に発売されるため、その前後が狙い目と言えます。型落ちとは言え、製品としても省エネ性能としても基準を満たしていれば、問題なく使用できます。
家電量販店のアウトレット専門店もありますので、店舗やサイトでチェックしてみてもいいでしょう。ただし、必ずしも欲しいと考えている商品が売られているわけではありません。あったらラッキー、なくてもこだわらずあるものの中から選べる人ならおトクに買えそうですね。