最低限備えていること

防災グッズ
※写真はイメージです
すべての画像を見る(全5枚)

私が最低限備えていることは、割れた落下物で足や頭を切らないように、靴を枕元に置いていることと頭を守るニット帽、それに懐中電灯と軍手と水。本当は折りたたみ式のヘルメットもあった方がいいけど、ニット帽だけでも多少の落下物には対応できる。姪っ子と実験してみたのだが、上から積み木などを落としても、厚めのニット帽を被っているとさほど痛みを感じなかった。

もちろんグッズを買うことも重要だけど、物も増えてしまうので、とりあえず身近にあるもので準備している。

風呂の水
※写真はイメージです

地震のあとは断水も予想される。友人の実家では、お風呂の残り水をためておく習慣がある。湿気の多い愛媛でそれをやると、すぐに浴室にカビが生えるので母は嫌がるけれど、長期の断水となっても、なんとかなるので、半分くらいはためておいた方がいいねと母と話した。

でも、それを明日から実行できるかと言われたら、母はやっぱりカビのないお風呂を優先しちゃうんだろうなあ。ああ、親の習慣を変えるってなんて難しいんだろう。

自分一人ならなんとかなるけど、地震の少ない地域にずっといる両親に危機感を持たせるのは至難の業だ。

その日は、母は私の二階の部屋で一緒に寝たけれど、「全然寝れんかったわー」と、早朝に一階へ移動していった。長年の生活習慣を変えるって難しい。だけど、南海トラフに備えて、今日から少しずつ改良していきたいと思う!!

その結果は、また今度書きますよ!

 

本連載をまとめた『暮らしっく』(扶桑社刊)も発売中。

暮らしっく

暮らしっく

Amazonで見る