ものを減らして軽やかに暮らす「持たない暮らし」に憧れる人も多いのではないでしょうか。ここでは、シンプルに暮らすライフオーガナイザーの尾花美奈子さんに、ソファーのない暮らしのメリットについて語ります。

ソファーがないとリビングがすっきり
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ソファーのない暮らしメリット7選

最近は「シンプルライフ」「持たない暮らし」「生前整理」といった言葉をよく耳にしますが、わが家にはソファーがないことに気づきました。じつは結婚生活20年の中で一度も買ったことがありません。

それから長いこと経ちましたが、なくてもまったく困らず、むしろメリットしか感じていません。そこで今回はこの20年を振り返りつつ「ソファーがない暮らし」のメリットを7つ挙げてみたいと思います。

1:ダラダラ過ごしてしまう時間の無駄がない

ソファーを持つ最大の魅力は「くつろげる」ということではないでしょうか。ただ一方で、くつろぎすぎてしまうことも。ちょっと休憩のつもりが気づいたら長い時間が経っていてドタバタすることになったり、ずっとゴロゴロしたり、テレビに向かってゲームをする家族にイライラしたり。ソファーのない暮らしでは、そういったきっかけを減らすことができます。

2:散らかりの原因となる「物置化」がない

「ただいまー」と帰ってきたときにソファーにカバンや上着をポイっと置いたり、取り込んだ洗濯物を積んでそのままにしたり。ソファーあるあるですが、これではすぐに物置化してしまいます。ソファーがない暮らしでは、カバンや上着を掛けるフックを壁につけて定位置をつくったり、洗濯物はできるだけ早く畳んだりと、散らからないようにする意識が働いています。

3:ゴミの温床とならず衛生的。手入れの手間もない

ソファーがないと
ソファーがないとサイドテーブルやラグもなくなるので掃除機がけがラクです

ソファーの下やすき間にはホコリ、髪の毛、食べかすといったゴミがたまりやすいですよね。ときにはホコリの塊が出てきたり、ソファーそのものにホコリがかぶっていることもあります。ゴミの温床となりかねないソファーがないと衛生的で掃除の手間も減るし、できてしまったシミや傷みのメンテナンスといった面倒な作業もなくなります。

4:場所の取り合いがない

ひざ掛けを敷きます。
床に座ってTVを見るのが寒いときは、洗濯可能のひざ掛けを敷きます。

「狭い。もう少しそっちへ行って!」「真ん中に座りたい」など、ソファーの中で場所の取り合いになることはありませんか? 義実家のソファーで子どもだけでなく夫までもが場所取り合戦に参戦しているのを見て、わが家ではソファーは持たないでおこうと決意しました。

5:クッションが落ちる、落とされる問題のプチストレスがない

ソファーに置いてあるクッションがズレたり落ちることはありませんか? それこそ義実家のソファーで子どもや夫によってクッションが落とされ、そのたびに私が拾うことになり、やはりソファーは持ちたくないと思いました。クッションカバーの洗濯の手間も発生しますしね。