加齢により頬が垂れてくると、目立つのが「ほうれい線」。深くなれば年齢より老けて見られる可能性大! そんな「ほうれい線」を撃退する、セルフマッサージをご紹介。教えてくれたのは、YouTube『美容整体アピアランスTV』が人気の美容整体師・井上剛志さん。悩みが深刻化する前に、おうちケアでマイナス5歳を目指しましょう。
すべての画像を見る(全12枚)ほうれい線の原因は「頬骨筋(きょうこつきん)」にあり
小鼻の横から「ハ」の字で広がり、老けた印象を与える「ほうれい線」。井上さんによると、その原因は身近にあるのだそう。
「ストレスなどが原因で姿勢が悪いと、頭・首・肩の筋肉が緊張。そこから『頬骨筋』がこり、さらに加齢で垂れた皮膚が引き上がらないと、ほうれい線が目立ちやすくなります。また、頬骨筋は表情筋のひとつなので口元を動かさないでいると溝が深くなる傾向に。原因は年齢だけでなく生活習慣にもあるのです」
ほうれい線ケアは、『頬骨筋』をほぐす・鍛える・引き上げる方法が有効。セルフマッサージでしっかりアプローチしていきましょう。
肩と首を回して後頭部をほぐす
メソッドの効果を上げるためにも、まずは肩や首のこりを取ることからスタート。
(1)肩を回す
右手を頭の後ろに添え、ひじで大きな円を描くように前後に10回ずつ回す。反対側も同様。肩回りのこりがほぐれる。
(2)首を回す
手を胸元に添えて下に引き、首は手に逆らうように上に伸ばしながら、ゆっくり時計回りに10回。逆回しも同様に行う。
両耳を引っぱりながら回して頭と顔のこわばりをほぐす
耳を回すことで、頬骨筋に関わるこめかみ部分からフェイスラインのこりをほぐします。
耳の上側を親指と人さし指で軽く持ち、外側に引っぱりながら後ろ回しを30~40秒。こめかみ~側頭部、フェイスラインまでほぐれる。
耳の上の方をつまんで引き上げながら回すイメージ。