「演じる川内ミヤビは人を思いやる深度がとても深い人」
ミヤビは過去2年間の記憶がすっぽり抜け落ちたうえに、今日のことを明日にはすべて忘れてしまうため、今日あったできごとや患者の状態、細かい会話の内容からそのときの気持ちまで、日記に細かく書きつづるのが習慣。その日記を毎朝5時に起きてすべて読み返し、記憶を補うことから、ミヤビの1日は始まります。
「ミヤビは自分が記憶障害であるという現実を毎朝つきつけられて、私には想像できないような絶望感を抱えていると思います。でも、ミヤビは相手が医師であっても患者であっても、目の前にいる人に向き合おうとする。人を思いやる深度みたいなものが、とても深い人だと思います。常にひとりの人間として向き合おうとする姿がとても魅力的です」
そんなミヤビの前に、謎に包まれたアメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が現れます。三瓶の導きによって、ミヤビはもう一度、脳外科医として新たな一歩を踏み出していくことに。しかし、ミヤビの“消えた2年間”の記憶のなかに、さまざまな謎や人間関係が隠されていることがわかってきて…。
「原作にある軸を大切にしながら、人の心の複雑さや痛み、そっとたたずむ希望の気配みたいなものの解像度をどこまで上げていけるか、試行錯誤しています。ぜひ、楽しみにしていてください」
医療ドラマをベースに、ヒューマン、サスペンス、そして、ラブストーリーをつめ込んだ本作。ドラマ界に新しい風を巻き起こしそうです。
『アンメット ある脳外科医の日記』
4月15日 START
毎週月曜 夜10時(第1話は15分拡大)
フジ=カンテレ系 全国ネット放送