キッチンカウンターは古い流し台を再利用して自作しました
すべての画像を見る(全6枚)アイランドキッチン的なキッチンカウンターは、昔、お金があったときにオーダーした流し台を再利用してつくりました。
カウンタートップの部分には、大理石を板状にしたものがのっていたのですが、今の部屋には合わないので、引っ越しのときに外して処分してもらいました。
そしてひとまわり大きな廃材をもらって、広めの天板(てんばん)をつくることに。
部屋全体がグレーを基調としているので、キッチンカウンターの天板部分と側面をグレーに塗り、リビング側から見える面には、グレーとホワイトのストライプの壁紙をはりました。
もともと流し台なので、前側に装飾がなにもありません。そこで前面をモールディングで装飾し、天板と同じグレーを塗っています。
天板にコンセントを二つつけましたが、これがミキサーを使ったりするときに、とても便利なんです。
キッチンにはなにも置きません
普段キッチンには一切ものが出ていません。キッチンスペースには生活感を出したくないので、“隠す収納”に徹しているのです。
食器用洗剤も、小さな容器に入れ替えて引き出しにしまうという徹底ぶりです。こういうと「食器を洗うスポンジはどうしているんですか?」と聞かれるのですが、そもそも私は食器洗い用スポンジというものを使いません。
代わりに使っているのが、ホームセンターの梱包資材売り場で買ってきたロール状の不織布です。ネット通販でも買えます。
30cmほどの間隔でミシン目が入っていて、けっこうな厚みがあり適度に凸凹しているので十分に水を吸ってくれますし、食器用洗剤もよく泡立ちます。
スポンジは、毎日使っていると多くの雑菌がつくと聞きます。その点、この不織布は少量ずつ使い捨てできるので、とても衛生的です。
昔から片づいた部屋が好きでしたが、家族と暮らしていたころは、彼ら彼女らの事情もあって、なにもかもすべて目につかないところに置くというわけにはいきませんでした。
今、自分の家を自分の好きにできる贅沢をあらためてかみしめ、つくづく「ひとり暮らしってすてき!」と感じています(ご家族と同居している方、ごめんなさい)。
『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 がんを乗り越えてわかった本当の幸せ』(ダイヤモンド社)では、さまざまな苦難を乗り越えたソネさんの「毎朝起きるのが楽しくなる生活」の工夫を紹介しています。